パーチェスファネル(purchase funnel)とは、マーケティングの考え方のひとつです。消費者が商品を認知し購入にいたるまでの行動をモデル化したAIDA(AIDMA)モデルの発展形で、購入までのプロセスを図式化したものです。パーチェスは「購入」で、ファネルは「漏斗(ろうと)」を意味する。

 

AIDMAモデルの購入に至るまでのプロセスは Attention(注目)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)のように表されますが、最初に注目した人が、実際に行動(購入)するまでには対象者が減少していきます。これを図式化すると逆三角形のかたちになり、漏斗のように見えることが名前の由来です。

 〈       Attention(注目)      〉

〈      Interest(関心)    〉

〈    Desire(欲求)   〉

〈   Memory(記憶) 〉

〈  Action(行動)〉

購入に至るまでの対象者を増やすために、離脱者をいかに少なくするかということを目的として作られた考え方です。パーチェスファネルの考えを知ることで、第一段階の間口を広げることや、プロモーションを行うなど、自社の状況を分析し各項目での対策をとることができる。

パーチェスファネルとインフルエンスファネル

現在のマーケティングでは、実際に行動(購入)に至るまでに離脱者がいることで数が減少しますが、その後その少数になった購入者がSNSなどで口コミをすることよって拡散し、共有されて再び注目が増えるという流れがあります。「購入者が口コミすることよって拡散し、共有する」というプロセスは漏斗を逆にした形になります。これをインフルエンスファネルと呼びます。パーチェスファネルとインフルエンスファネルを繰り返すことで、徐々に最も細い部分を太くするという考え方です。この考え方をダブルファネルと呼びます。